19冊目 野生の経済学で読み解く投資の最適解 岡崎良介
仕事中は、在宅勤務なのでラジオ日経をぼんやりと流し聞きしていて、
隔週水曜日にこの本の著者、岡崎さんが出演しているんだよ。
株式投資を始めて5年ほど経つけど、未だに投資初心者の域を抜け出せていない。でも、そんな私でもわかりやすくデータを整理して、自分の見解をわかりやすく話してくれる岡崎さんの出演は、本当に楽しみにしているんだ。
岡崎さんの魅力っていうと、見解を述べるだけでなく、その人間臭さを感じられるところなんだ。
経済の話以外にも昔話や映画の話題も飛び出すし、そのあたりが岡崎さんのユニークなところかもしれないね。
で、この岡崎さんが本を出すって聞いて、近所の書店を巡ったんだ。でも、残念ながら見つからなくて、仕方なくAmazonで注文しちゃったんだ。
この本は、岡崎さんの得意な「わかりやすくデータを整理して、そこから導き出される結論や見解」がぎゅっと詰まった一冊なんだ。もちろん、ラジオじゃないから経済以外の話はないんだけど、それが逆にこの本のいいところでもあるんだよ。
感想としては、今の私にはまだ理解しきれない部分もあったけれど、結論は分かりやすく、これからも投資を続けていくモチベーションが上がったんだ。
金利や景気循環を考慮した投資にも少しずつ踏み出せそうだね。
今って、まさにインフレの始まりの時期だってことを、この本を通して再認識できたよ。
「失われた30年」という言葉をよく聞くけど、その始まりの頃に誕生して、その期間と共に育ち、無事に30代を迎えている自分としては、これからのインフレの中でどんな価値観が生まれ変わるのか、すごく楽しみにしているんだ。
自分なりの投資スタイルもある程度見えてきていて、今年からは今までとは違うアプローチでやってみようと考えているところだから、その結果が出た時にまたこの本を読み返して、ああ、そういうことかと実感できるんじゃないかと思っているんだ。