東京タラレバ娘2巻 東村アキコ

 紹介的な意味で主人公3人それぞれにスポットが当たった巻。

倫子は年下モデル、香は元カレの人気のバンドマンで彼女持ち。小雪は既婚者のサラリーマン。当たり前だけど事件が絶えなくて飽きないけど、やや食傷気味。

以前読んだ時は、作中のギャグ要素に結構笑えた記憶あるんだけど、今回再読してて
全然クスりとも来ないから、感性変わっちまったな。

これからは面白かったシーンはこれ。

香が昔付き合ってたバンドマンと再会するシーン。


同じ部屋で倫子も年下モデルもバッタリ会っていて、それぞれ会話が進行してんだけど、
漫画ならではって感じがしてお気に入りだ。
映画やドラマなんかでも会話が被ってるシーンは出来そうだけど、視聴者がそれぞれ聞き取れないと意味ないから、そんな長い会話を被らせることは出来ない。
小説だと一文ずつ追うことになるから、被ってる感の表現が難しそうだろ。
一方が感動的でもう一方が痴話喧嘩ってのも落差があって好きだ。


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