東京タラレバ娘3巻 東村アキコ リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 5月 15, 2023 この台詞をみると、KEYは倫子作品を一通り読んでるようだ。何で倫子の過去作品の傾向を知っているのか、このあと描かれるのかな。巻末の最後で新しく倫子と出会ったイケメンの台詞、俺の好きな髪型に変えろ的なこと言ってたけど、これ絶対このあとモラハラ展開になってやっぱ地雷だった。ってなるやつだろ。はぁー先が思いやられるなぁ。これがあと何巻続くんだろう。みんな幸せになってほしい。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
16冊目 世界最高の話し方 岡本純子 6月 12, 2023 この本について語る前に、読書姿勢に変化があったことを記しておきたい。 この間、人生で初めて複数の本を同時進行で読んでいく「併読」をした。 普段の読書スタイルは1冊読み切るまでは、他の本には浮気しない紳士的な態度で 読書に臨んでいた。 なぜスタイルの変化があったか。 それは本を耳から聞けるアプリ「Audible」の導入だ。 いま2ヶ月お試し期間中だから色々聴いている。 聴く読書は家事中にもできるのが気に入っている。 皿洗いや洗濯物の干しや畳みの時に聴いている。 ざっと聴いた作品を並べると ・「流浪の月」凪良ゆう ・「墨のゆらめき」三浦しをん ・「そして、バトンは渡された」瀬尾まいこ 流浪の月は不幸な展開ばっかなので、聴き進めるのが億劫になり、結果的に併読が捗った。 墨のゆらめきは起伏豊かで飽きなかったので、今回テーマの「世界最高の話し方」はほとんど放置で聴き進めた。 そして、バトンは渡されたは、なんか事件あんのかな?を期待して聴き進めてたら、 これといった事件はなく終わってしまった。まぁ幸せになって何よりだ。 こうして浮気性な読書スタイルで挑んだ「世界最高の話し方」の方に話を移していこう。 この本は妻の本だ。 早い人なら数時間で読めてしまうのではないだろうか。 それぐらい文字数が少なく、改行が多く、視覚的にわかりやすく書かれている。 中身はエリートに話し方指導をした著者の経験からくるメソッドを語ってる感じだ。 まぁよくある類いの本。俺の予想、この著者は世の偉い「オジサマ」を相手にしすぎて、 おやじギャグが好きそうってことだ。 雑談の進め方アドバイスに「ど」の使い方を説いている節がある。 ・どのように ・どうしたら ・どのくらい ・どんな だとか「ど」で始まる質問は自分のことを聴かれてるのでノってしゃべってくれるそうだ。 締めの一言にオヤジが滲み出てくる。 「「どう」を知れば、動じません」「大切なのは「ど」力」 経営者のオジサマは喜びそうだよな。 それ以外にも料理における「さしすせそ」みたいな覚え方で いろんなメソッドが紹介されるぞ。 こういう自己啓発本って当たり前だけど、困ってるときに読む本だから 人前でしゃべる機会もなく、それに課題を感じていないとなると イマイチ内容刺さってこないんだよな。 あまりにも中身薄くて胡散臭いって訳ではなかったから、話し方について勉強 続きを読む
18冊目 実力も運のうち 能力主義は正義か? マイケル・サンデル 1月 08, 2024 久しぶりの執筆です。言い訳をすると、この間全く本を読んでいなかった訳ではありません。Kindleで読んだり、Audibleで聞いたりはしていました。ただし、紙の本は確かに全く読んでいなかったというのが実情です。 最近は読書以外にも様々なことに取り組んでいました。コーチングを受講したり、10年ぶりに家庭用ゲーム機が手元に舞い込んだり、株式投資に本腰を入れたりして、読書の優先順位が下降の一途をたどっていました。 今回手に取った本についてです。もともとはよく聞くラジオ番組で「能力主義って実際イケてないよね?」という特集を聞いたことがきっかけで、このテーマに興味を持つようになりました。本屋でたまたまこのテーマに合致した本を手に取ってみました。 ラジオの特集では、能力主義といいつつも、金持ちの子供しか能力を高める教育を受けられないため、能力主義とは言えないよねといった語りがありましたが、この本はもう一歩踏み込んで能力主義について理解できました。能力主義社会においては、高卒以下の人間の自尊心が傷つけられ、拠り所をなくした結果、エリートに対する反感や不信感が増大していくそうです。これがトランプ大統領の当選やブレクジットを引き起こした一因とされているそうです。本書は主にアメリカに焦点を当てていますが、小池百合子がカイロの大学を出たことが話題になるのも、能力主義が浸透している証だと感じます。 アメリカンドリームについて考えてみましょう。アメリカに引っ越した移民が事業を興して夢を掴んでいく成功の物語を連想するかもしれませんが、実はアメリカンドリームでお馴染みのアメリカが意外にも流動性が低く、ヨーロッパや日本の方が流動性が高いという結果には驚きました。生まれる国や時代は選べませんが、比較的上層に上がりやすい国で過ごしていることはラッキーだと感じました。 各国民にとって自国の下層から上層への流動性が高いと思うか低いと思うかについてのアンケートも興味深かったです。アメリカではアメリカンドリームのイメージが根強いため、流動性が高いと思っている人が多くいる一方、ヨーロッパや日本に住んでいる人は自国の流動性はそこまで高くないと感じているようです。 個人的には日本について、一生懸命働いていれば必ず不自由ない暮らしが約束されている感覚は持ち合わせていません。逆にアメリカでは失敗しても再起することが許容 続きを読む
20冊目 冒険の書 孫泰蔵 2月 04, 2024 休み休み、2ヶ月ぐらい時間を掛けて読んだ。 なんなら途中休んで別の一冊を丸々読んで、またこの本に戻ってきてる。 だから正直最初の方の内容なんて忘れてるし、なんか抱いた感想もあったんだけどな、、 この本を読んだ感想だけど、これ読む前に読んでいた、実力も運のうちって本と似通ってる箇所がいくつかあって、意識してセットで読むと理解が深まると思う。 「学校」という施設が社会に格差をもたらす「装置」として機能してしまっている側面や、政治は専門家に任せようと市民が参加しない姿勢の話とかは同じ事言ってたな。 根拠立てて話を進めるのでは無く、問いを立てることがテーマの一つだから論が飛躍したり、前提が急なところは否めないけど、気づきや立ち止まって考えてみるということは達成されてるんじゃないのかな。 AI時代が到来して、人間は今までのようにスキルをアップデートしても結局はAIに取って代わられる存在になるだろうから、今までのような型どおりの勉強は不要かもね?っていう話は勇気づけられたな。俺も何か勉強しなきゃいけないような気がしてるけど、何勉強したらいいかよくわからないし、勉強してどうなりたいのかもよくわからない状態だから。 「てかなんで勉強しなきゃいけないんだっけ?」をきちんと真正面から掘り下げたこの人は立派だよね。 ただ俺みたいな少し意欲的で怠惰な人間は都合良く解釈してしまわないように、全体を俯瞰して読まないといけない本だと言える。 あとこのAIの話、思うこともあって、 産業革命時に機械が導入された際、奴隷的な労働は機械に代わってもらって、人間は奴隷から解放されるかもという期待がされていたが、実際が人間が機械の奴隷になった。 と紹介があったが、AIの登場では奴隷にはならずに解放されると思ってることについてぜひ著者に質問してみたいところだ。 この本も内容忘れた頃に一気読みした方がよさそう。 続きを読む